RADEON GPU搭載機でブート時に画面暗転する場合

一部のRADEON グラフィックチップ搭載機で、インストール用USBメモリからのブート時に画面暗転してしまうケースが見つかっています。 (Radeon R7 250搭載機で確認)

具体的には、

Loading vmlinuz.A ...... ready
early console in decompress_kernel
KASLR using RDTC..

Decompressing Linux...Parsing ELF... Performing relocations... done.
Booting the kernel.

と表示された後画面暗転して応答がなくなります。 (通常にブートする場合は、この後表示文字のサイズが小さく切り替わった後にChromium OSのロゴが表示されます)

この場合は以下の手順を試してみてください。

Attention

以下の手順はR47-7520.67 (‘16.01.17リリース) 以降で有効です

  1. Chromium OSのインストール用USBメモリをセットしてマシンの電源を投入します。

  2. マシン起動時のロゴが消えるか消えないかのタイミングでAltキーを押します。次の3.の状態になるまで押し続けてください。

    Attention

    従来はESCキーでブートを中断しましたが、R55よりAltキーに変わっています。以前からのユーザ様は注意してください。

  3. 以下のように表示されます。

    boot:
    
  4. boot: の後に続けて以下のように入力してください。

     abort.
    boot: chromeos-usb.A radeon.modeset=1 i915.modeset=0
    

    ここではキーボード配列が英語キーボードのものになっています。’=’は隣の’^’キーを押すと入力できます。

  5. うまくいった場合は冒頭の表示の後Chromium OSのロゴが表示され、その後ハードウェアチェックが行われて再起動します。再起動時は上記の操作は不要です。そのまましばらく待てばChromium OSが立ち上がります。