サスペンドを無効にする¶
いくつかの機種でサスペンド後の復帰ができないという報告を頂いています。 残念ながらこの問題を修正するのは困難です。
サスペンドできなくてもいいけど勝手にサスペンドして復帰できなくなって使えなくなるのは困る、という方は以下の手順でサスペンドを無効にしてみてください。
Keep Awake のインストール¶
Chrome WEBストアに Keep Awake という拡張機能がありますのでこれをインストールしてください。
インストールするとブラウザのアドレスバーの右にKeep Awakeのアイコンが追加されます。クリックするたびに以下のようにアイコンが切り替わります。
- 太陽のマーク(Screen will be kept on)
- 夕焼けのマーク(System will still awake)
- 月のマーク(Default power-saving settings)
このうち、3.以外のどちらかの状態にしておけば放置してもサスペンドされません。
ただし、この拡張機能ではノートPCの蓋を閉じた時のサスペンドは抑制されません。
蓋を閉じた時のサスペンド抑止¶
蓋を閉じた時のサスペンドを抑制したいときは、こちらでスクリプトを作成したので以下の手順で実行してください。
Chromium OS カスタムビルドのバージョンがR48-7647.78 (‘16.02.19リリース) より前の時は Chromium OSのアップデート を行ってください。
Chromium OSにログインし、Ctrl+Alt+Tを押してください。
crosh> と表示されたら suspend_lid と入力してください。
crosh> suspend_lid
実行すると以下のように表示されます。パスワードを聞かれたら管理者パスワード(デフォルトは password )を入力してください。
Password: <- 管理者パスワード(デフォルトはpassword) Current "lid_closed_action" is "suspend". <- コマンド実行前は蓋閉じでサスペンドが有効 "lid_closed_action" has been changed to "do_nothing". <- 蓋閉じでサスペンドを無効にした Please reboot your machine.
Please reboot your machine. と表示されたらマシンをリブートしてください。再起動後は蓋を閉じてもサスペンドしないようになります。
また蓋を閉じた時のサスペンドを有効にしたいときは、再度3.のスクリプトを実行すれば元に戻ります。 本スクリプトの実行結果はChromium OSのアップデート後も引き継がれます。