タッチパッドが認識されない時

タッチパッドが動作しない場合は、タッチパッドの設定を変更するスクリプトがありますので、これを以下の手順で実行してください。

  1. 通常モードにしている場合はデベロッパーモードに切り替えてください( ノーマルモードとデベロッパーモード 参照。デフォルトはデベロッパーモードです )。

  2. Chromium OSが起動している状態で、Ctrl+Alt+F2を押してください。キャラクタ端末画面(デベロッパーコンソール)が開きます。

  3. localhost login: と出ているので chronos と入力します。パスワードは管理者用パスワード(デフォルトは password )を入力します。

  4. 以下のように入力します

    chronos@localhost ~ $ cd /opt/myscript/touchpad
    
  5. 以下のように入力します。

    chronos@localhost /opt/myscript/touchpad $ sudo ./config-touchpad.sh
    
パスワードを聞かれたら同じように管理者用パスワード( password )を入力してください。これでインストールが始まります。
  1. インストールが終わったらPCを再起動してください。Ctrl+Alt+F1でもとのChromium OSの画面に戻ることができますのでそこから再起動操作を行ってください。デベロッパーコンソール上で sudo reboot と入力しても再起動ができます。

タッチパッドの設定は、一度実行すればアップデート後も自動で引き継がれます。

なお、このスクリプトは https://gist.github.com/zhaostu/4552236 で公開されていたものをベースに若干の修正を加えたものです。

参考:技術的な話

Chromium OSではcmtという独自のタッチパッドドライバを採用していますが、このドライバは古いPCのタッチパッドでは動作しないことがあります。上記の手順では、このような場合にLinuxで使われている一般的なドライバを使うように設定を変更しています。

現在以下の各機種では初回起動時に自動的にタッチパッドの設定を変更します。

  • ASUS EeePC 900
  • IBM ThinkPad T42
  • Panasonic Let’s Note CF-W2

残念ながらcmtが動作しないタッチパッドを一律に判定する手段はまだわかりません。そのため、現状では動作しないことが分かったタッチパッドの情報をデータベース化してこれと照らし合わせることで対処しています。そのため、こちらで情報を持っていない機種については自動での設定はできていません。

Chromium OS(およびChromebook)では、このcmtドライバにより、ジェスチャーと呼ばれるタッチパッドを使った高度な操作(三本指を横スライドさせてChromeのタブを切り替えるなど)が可能ですが、本スクリプトでタッチパッドドライバを入れ替えた場合はこのようなChromium OS独自の操作は使用できません。