インストールメディアの作成

ダウンロードしたビルドイメージはUSBメモリに書き込んで使用します。

使用するUSBメモリは最低でも4GB以上のサイズが必要です。

Note

USBメモリには寿命があります。使いふるしのUSBメモリではうまくインストールできない可能性があります。インストールに使用するUSBメモリは “Check Flash” などのチェックツールで事前にエラーがないことを確認することを強く推奨します。

以下にWindows、Linuxの場合の起動用USBメモリ作成方法を説明します。

Attention

本カスタムビルドでは、あるマシンでインストール用USBメモリを使用すると、その内容をインストール先マシンに応じて書き換えます。そのため、一度使用したインストール用USBメモリをそのまま別のマシンへのインストールに使用すると場合によっては動かない可能性があります。もし動かなかった場合はお手数ですが再度USBメモリにイメージを書き込みなおしてください。

Windowsの場合

インストール用USBメモリの作成

  1. こちら のページからWin32 Disk Imagerをダウンロードします。
_images/wdi.png
  1. ダウンロードしたWin32 Disk Imagerのインストーラを起動し、画面の指示に従ってインストールします。何か尋ねられたら全てデフォルトのままで構いません。
  2. Chromium OSのインストールイメージを書き込むUSBメモリをPCに接続します。フォーマットするか聞いてきた場合はいいえを選択してください。
  3. Win32 Disk Imagerを起動します。
  4. image fileにダウンロードしたzipを解凍してできたimgファイル、DeviceにUSBメモリのドライブ名を指定して、Writeボタンをクリックします。
_images/wdi2.png
  1. 以下のメッセージボックスが表示された時はYesをクリックします。
_images/wdi3.png
  1. 書き込みが始まりますので終わるまで待ってUSBメモリを取り外してください。

これでインストール用のUSBメモリができました。 インストール の説明に従ってインストールを行ってください。

使用済USBメモリの初期化

Chromium OSのインストールイメージをUSBメモリに書き込むと、以下のように内部が細分化されてしまい、元に戻すのが非常にめんどうです。

_images/diskadmin.png

簡単に初期化するためのイメージを用意しましたので、ダウンロードページ の”Image file for cleaning USB Memory”をダウンロードして、同じようにWin32 Disk ImagerでUSBメモリに書き込んでください。 これでUSBメモリが初期化されますので、フォーマットして再使用できるようになります。

Linuxの場合

Linuxの場合はddコマンドを使用してUSBメモリにイメージファイルの内容を書き込んでください。

$ sudo dd if=hoge.img of=/dev/sdx bs=4M iflag=fullblock oflag=sync

hoge.imgはダウンロードしたChromium OSのインストールイメージ、/dev/sdxはUSBメモリの装置名に読み替えてください。